なぜほとんどの新製品が失敗に終わるのか

原典はこちらから:<a href=”http://www.sustainablebrands.com/”>Sustainable Brands</a>2/8付け記事 <a href=”http://www.sustainablebrands.com/news_and_views/articles/why-most-innovation-turns-out-be-rubbish”>”Why most innovation turns out to be rubbish”</a>

AcuPOLL North America社が2006年にホワイトペーパーを出した際、 Mark Sneiderは実に2万点もの新製品を調査し、成功したといえる製品は、なんと10%にも満たなかった、と結論付けるに至った。事実、共通の想像力をか きたてることができずに失敗した製品を思い出すのはそんなに難しいことではない。ギネス・レッド、ハインツ(トマトケチャップ)のパープルとグリーン、ペ プシ・ブルー、マクドナルドのスーパーサイズ・・・・・・。もちろんイノベーションの歴史はまた失敗の歴史でもあるわけで、これらの数字は驚くにはあたら ないかもしれない。

しかし、さらによくよく考えてみると、これはやはりショッキングな事実である。なぜなら、こういった調査結果が多少なり と本当であるなら、世界中のリソースと時間の90%が無駄になってしまっているということなってしまうのだから。他の分野で、90%もの失敗率が許される 仕事というのはほとんどないはずなのに、である。

私が一番最初にやった仕事の一つが芝刈りであるが、最初私はどうやってもまっすぐ芝を刈る ことができなかった。ところが、「遠くのポイントを定めて、そこに向かって芝刈り機を動かせばいい」というアドバイスをもらってから、私の技術は劇的に向 上したのである。それ以来、私の刈る芝生はまっすくで均一になった。

さて、芝刈りとイノベーションに何のかかわりがあるのかというと、すべ てである。イノベーションというのは、ある目的を達成するために行われるはずである。この目的は、今日は「オーガニック」、明日は「脂肪ゼロ」や「カロ リーゼロ」、はたまた「高濃度オメガ3」、「低GI」、といったような流行を追いかけたり、浮気心を出したりすることよりもずっと大事である。

イ ノベーションとは、そのブランドが、「10年、20年後の将来の人々の暮らしの中で、こういうふうに役に立っていたい」という未来図としてあるべきもので あって、決して明日あさってのマーケットに間に合わせるためだけのものではない。すべての新製品は、未来に向かっての重要な一歩としての役割を担っている べきなのである。スーパーサイズのハンバーガーが、マクドナルドの未来を語っているだろうか?紫やグリーンのケチャップが、ハインツの食の未来への野望を ものがたっているだろうか?

例えマイナーチェンジであっても、はっきりした方向性があるということは大きな助けになる。ブランドがどこに向 かっているのかという方向性が定まっていなければ、新製品も新サービスもぶれてしまい、混乱を招いて成功よりも停滞をもたらしてしまうことになる。長期的 なビジョンに基づいて新製品を開発して行くという形であってこそ、次に続くイノベーションが前のイノベーションの礎の上に成り立つことを可能にし、新製品 がより低コストで、ターゲットとなるオーディエンスにわかりやすい形で提供できるのである。

「遠くのポイントを定めて、それに向かって走れ。」

0 replies

Leave a Reply

Want to join the discussion?
Feel free to contribute!

Leave a Reply

Your email address will not be published.