マクドナルドの凋落と、チポートレなどのファスト・カジュアル・レストランの台頭。さまざまなメディアが、様々な分析をしています。

その中の議論の一つが、今の消費者は、ファストフードでにさえ、「安さ」や「利便性」よりも「新鮮な材料」や「きちんと調理されたヘルシーなメニュー」を求めるようになっている、というものです。安さや利便性を、その業界に特有の「従来型の価値」と考えると、「新鮮な材料」や「ヘルシーなメニュー」などは、今までファストフードには求められていないと思われていた、新しい価値です。

では、この従来型の価値と、新しい価値は、実際の消費者の購買決定にどのような影響を与えているのか。それを分析し、数値化してインデックスを提供している企業があります。

SVIscore

彼らは、膨大な業界別の購買データを独自のアルゴリズムで分析し、その業界に特有な、購買を決定する「従来型の価値」と、「新しい価値(彼らは社会的価値と呼んでいます)」を特定し、どの価値が最も購買を左右しているのかを数値化しています。ファストフード業界の例では、実は「コストパフォーマンス」は7位にしかすぎず、1位は「品質の高い材料を使っている」だったというのです。そして、それぞれの企業が、今消費者に求められている新しい社会的価値をどのぐらい提供できているかを、スコアカードで数値化してくれます。

ポイントを1上げると、どのぐらいの売り上げ増が見込めるか?ということも予測してくれるこのツール。コンシューマー製品を中心に、業界のカバレッジを増やしています。